昨年夏、お母さまからお問い合わせがあり武蔵小杉の事務所でお話しをうかがいました。お子さんは姉弟、弟さんは地方に転勤で行っていて、34歳のお姉さんは全く結婚の気配がないので心配です、というご相談でした。

「息子は地方ですのであまり帰ってきませんし、夫は定年で家にいますが寡黙なのでほとんど話しません。娘は仕事はまあまあ楽しそうにしているのですが、娘の友だちはみんな結婚して赤ちゃんが生まれているようで、数年前までは娘と一緒に喜んだりしていたのですが今は喜べない気持ちで・・娘と買い物に行ったり一緒にキッチンに立ったりして、私にとっても娘がいてくれることは嬉しいことなのですが、ずっとこのままではいけない、と最近は夜も眠れず、久喜さんのHPを拝見していてもたってもいられなくなりうかがいました」と、藁をもつかむお気持ちでお見えになりました。お嬢さんは非正規社員だそうで、実家暮らしだから今は良いけれどこのまま結婚しないとなると生活も心配と思っていらっしゃるようでした。

ご両親様ご自身も定年を迎えたり、定年が近くなると老後の人生をお考えになるでしょう。自宅はあるものの、でも自分たちがいつまでも健康というわけでもなく娘の先行きだけが最後の気がかりで、とおっしゃっていました。お母さまは控えめな装いですが品がありとても謙虚で、寡黙なご主人様とはご夫婦仲も良好な様子、時折挟み込むクスっと笑えるジョークが素敵なお母様でした。

「最近ママ友の話に入れないんです・・孫の話題が増えるでしょ、孫の世話で忙しいとか、なんなら娘婿さんのグチだってあるのですがそれすら羨ましいです。結婚っていつか自然にするものだと思っていたのですが違うのですね」と。

お母さまもとても常識的な方で「娘に絶対に結婚してほしい」とは思ってはいらっしゃらないようで、ただ、結婚しないのだったらそれなりの生活の基盤を作らなくてはいけないのでは、と思っていらっしゃるようでした。いくらやりがいがある仕事とはいえ非正規社員ではやはり行く末が心配なご様子で、それはもっともなことだと思います。でも、親の心の本音は「結婚して幸せになって欲しい」というものです。

その日は、ご家族の状況をうかがいながら、結婚相談所のシステムなどをお伝えして「またお嬢さまとお越しください」とお帰りをお見送りしました。

お帰りになる前に「久喜さんにお会いして安心しました。娘の結婚のことは実は誰にも話せずモヤモヤしていたのです。久喜さんに話せたことで親としての私の気持ちも整理できたので、娘にしっかりと「結婚」について話せると思います」とお越しになった時とはすっかり違うスッキリした笑顔が印象的でした。

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さて、親御さまが相談に来られてもやはり実際にご本人がお見えになるケースは、だいたい3人にお1人ぐらいでしょうか。子どもさんと結婚について話せたとしても、実は交際している人がいた、とか、本当に結婚したくないとか、実は転職を考えている、とか理由は様々なようです。

それでも、「結婚のこと」を親子で話す機会ができて良かった、とみなさんおっしゃってくださいます。親のホンキは子どもにちゃんと伝わりますね。

すっかり忘れた一年後にお問い合わせがありご入会されご結婚された方もいらっしゃるので、気長に待つのは大事かもしれないですね。そういえば、子どもが小さいころもそうでしたが親の仕事(修行)はいつも「待つ」「見守る」なんですね(^-^)

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一か月くらい経った頃、お嬢さまからお問い合わせがありました。

お母さまと同じく、一見おとなしそうですがしっかりされていてクスっと笑えるジョークがセンスの良い明るいお嬢さまでした。

お嬢さまも「数年前から母からはいつもなんとなく「結婚しないのか」というプレッシャーを受けていました。私自身も全く呑気に考えていたわけではなく、母には内緒で婚活アプリや婚活パーティーに行ったりしていたのですが成果はない日々でした。そんな時、母から「結婚相談所に話を聞きに行ってきた」と真面目な顔で話され、その時初めて「結婚」についてきちんと母と話した気がします。

いつもはなんとなく受ける母からの結婚プレッシャーでしたので、私も自分の考えを話せていなかったのですが、今回しっかり話せてよかったです。母からは「あなたには幸せな人生を送ってほしい。もし授かるなら子どものいる人生を送ってもらいたい。なぜなら子どもがいて私はとても幸せだったから」と言われ、なんだかちょっと響きました」というような内容だったかと思います。

ということで、お嬢さまのお気持ちも整いご入会してご活動となりました。

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さて、ご活動がはじまりましたら、お母さまには一歩引いて見ていただくことをあらためてお願いしています。

ご同居されている母娘の場合、今日はどんな男性とお見合いするのか、今はどんな男性とお付き合いしているのか気になってしまうお気持ちはとても分かりますが、ここはグッとこらえていただきたいのです。なぜなら私がいつも女性の会員さんで感じることは、女性は「親の意見に左右されてしまい、自分の気持ちに正直になれないでいる」ということです。

一見些細な事なのですが、「お父さんが背が低いから背が高い人がいいわね」とか「大学は○○大学以上じゃないと親戚に恥ずかしい」とか「食べ物の好き嫌いのない人がいいわね」とか「運動部に入っていた人がいいわ」とか、他愛もない母娘の会話ですが、婚活中の女性にはこれが意外とネックになり良いご縁を遠ざけてしまうことになっているのです。

素直で優しい娘ほど、親の気持ちに敏感で親の気持ちをおもんばかってしまい、婚活がうまくいかないことも多々あります。女性会員さんをお世話させていただいていると「親の期待と自分の理想」をいかに自覚して線引きするかに多くの時間を費やすことも多いのです。その線引きができないと「本人にとっての良い結婚」は難しいと思っています。

せっかく婚活を始めてくれたのだから、娘と一緒に理想の相手を探したい!というお気持ちは分からなくはないですが、「今どきの結婚は簡単ではない」ので娘を信じて、ここでも「待って」「見守って」いただけたらな、と思います。きっとお嬢さまの力で良いご縁を見つけ出します。ご心配でしたら時々ご連絡いただければ「話せる範囲」で状況はお伝えしておりますので。

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このお嬢さまも一年の婚活を経て、安定な大企業に勤めるとても安心感のある背の高い男性と結婚されました。一年間の婚活の途中にはちょっとしんどい時期もありましたがよく頑張ったと思います。時には、家でお母さまに隠れて私と電話しながら涙を流した時もありました。もしかしたらお母さまも家でのそんな娘の様子に気づいていらしたかもしれないですが、触れずに日常を作っていただいていたのでしょう。

ご成婚後、お母さまからメッセージをいただきました。

「先日娘の彼が私たち夫婦の好きな和菓子とお酒をお土産にご挨拶に来てくれました。とても娘を大切に思ってくれているのが分かり、本当に嬉しくて心の底から安心しました。お相手のご両親も気さくで明るいご家族で、実は同郷だったりと共通項もたくさんありご縁を感じました。あの時、一歩踏み出して久喜さんにお世話になることができて本当に良かったです」

とおっしゃっていただき、幸せのおすそ分けをいただきましてこちらこそ感謝申し上げます。

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親御さまのご相談お気軽にお越しくださいませ。

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