婚活ではよく、お互いの「結婚観」を話すように言われるのですが、お見合いの時やまだそれほど交際が深まっていない時に「結婚観」の話を切り出すのって難しいです。どんなふうに話をすればいいのでしょうか。(30代女性のご相談)
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私の結婚はこうありたい
婚活を開始すると「結婚観」を話したり、聞かれる場面が増えます。でも、そもそも結婚観って何でしょうね。結婚観とは「私の結婚はこうありたい」ということです。
結婚したら
- 仕事はこうしたい、
- 子どもは何人欲しい
- このエリアに住みたい
- お互いの趣味の時間はこうしたい
などですね。
ただ、これは間違いではないのですが、はじめてお会いする相手に、この話はちょっとかしこまりすぎちゃいますし、なんだか面接しているような感じになってしまいます。
ではどうしたらいいか。
お見合いの時の結婚観は「小さな夢」から話してみましょう
お見合いや初デートなど、出会って間もないころに結婚観を話すときは「結婚したらこうしたい」という小さな夢をお話ししてみてください。
- 休みの日は一緒にキッチンで夕食の準備をするのが夢
- 毎年結婚記念日に休みを取ってデートするのが夢
とかですね。
ポイントは
《あなたと結婚したらこうしたい》というイメージで話すのではなく、《誰かと結婚したらこうしたい》というイメージで話すと話しやすいですし、楽しい会話になりますよ。
混ぜるな危険!「結婚観」と「理想の相手」
結婚観というのは相手の理想ではなく、あくまで自分の結婚のイメージです。「結婚観」と「理想の相手」を混同してしまうと、脳内が大混乱して婚活迷路に迷い込む要因の一つになってしまいます。婚活女性は比較的「理想の相手」は明確であっても「結婚観」は明確でない方多いですので。
結婚観
- 子どもはこう育ててみたい
- 土日の過ごし方はこうしたい
など「私の結婚はこうありたい」という私の結婚生活、私の人生のイメージです。
理想の相手
- 背が高い人
- 仕事に誇りのある人
- 散財しない人
- 食べ物の好みが似ている人
など、お相手に求める理想です。
「結婚観」と「理想の相手」を自分で整理しておかないと、目の前の男性の仕草や洋服などが気になって、大事にしていること(自分の結婚に大切にしていること)を見逃してしまいます。逆に自分が大事にしていることが明確だと、多少のことでは動じなくなるのではないでしょうか。
結婚観は変化してOK
婚活していくうちに「結婚観」は変わっていくことも多いです。はじめに考えていた「結婚観」が、婚活して話していくうちに変化してくるのです。
- 高齢の両親が心配なので実家のそばに住める人、と思っていたけれど、両親に聞いてみたら親は近くに住んでほしいとは望んでいないことがわかり、多少遠くてもすぐに帰れる路線に住めればいいのかも。
- お互いの趣味を一緒にやりたい、と思っていたけれど、まてよ、趣味友だちとの時間が取れれば、だんなさんと一緒にやらなくていいか、など
婚活を通して目線が変わり、捉え方が変わると当然「結婚観」は変化してきます。婚活中に「結婚観」をブラッシュアップしていくのもいいですね。
お相手が誰であれ、まずは「結婚観」を定めて言葉に出してみてください。自分の言葉を自分で聞いてみることも、自分の本音に気付けるよいやり方ですよ。「結婚観」を決めるのは難しそうですが、最後(ご成婚の時)は、「な~~んだ、私は結局これだけが大事だったんだ」と皆さん思っていらっしゃいます。
婚活前と婚活中は、「自分の結婚観」と向き合ってみましょう。
川崎市・武蔵小杉の結婚相談所クキマリアージュ