
「恋愛の好き」と「結婚の好き」がある
「好き」には2種類あり「恋愛の好き」と「結婚の好き」があります。なかなか好きになれない、好きになりにくい人は、「恋愛の好き」ではなく「結婚の好き」を見つける婚活をすれば結婚できます。
=========================
クキマリアージュのご入会面談には30代女性が多くいらっしゃいます。その中の10人中約3人ほどの女性が、誰ともお付き合いしたことがない、中学生以来誰かを好きになったことがない、こんな私でも結婚できますでしょうか、とご不安な様子でお越しになります。
そんなご不安をお持ちの女性にはいつも以下のことをお伝えしています。
「好き」には「恋愛の好き」と「結婚の好き」があります。なかなか好きになれない、好きになりにくい人は、「恋愛の好き」ではなく「結婚の好き」を見つける婚活をしましょう、とお伝えしています。結婚相談所ではそういった女性ほど実はとても良い男性とご縁があって結婚されて、そしてずっと仲良く生活していくようです。
この世には恋愛ワクワク女子と、恋愛ソワソワ女子がいる
女性には、
- 恋愛することが大好きで誰かを好きになっているときにワクワクしている女性と、
- 恋愛には憧れるものの自分の心が揺れ動いて振り回されていることに少し憂鬱さを感じる女性がいるように思います。
恋愛が大好きな女性を【恋愛ワクワク女子】と恋愛が苦手な女性を【恋愛ソワソワ女子】と呼びましょう。
【恋愛ワクワク女子】は、恋愛が大好きであのワクワク感が好きな女性はたとえ片思いでもさり気なさを保ちつつ「どうやって彼とコンタクト取ろうか」とあの手この手で考えたりします。恋愛ワクワク女子は「結婚相手」に「恋愛」を求めがちです。胸がキュンとしないと結婚できないと思いがちのように思います。
そもそも恋愛というのは、気持ちのアップダウンがあってそれはそれは高揚します。遊園地のジェットコースターのようなハラハラドキドキ感がありますね。
【恋愛ソワソワ女子】は、そのジェットコースターのような「感情のアップダウン」が苦手な女性が多いようです。恋愛の素敵なシチュエーションには憧れるものの、かつての小さな恋の傷ついた経験が「苦手」と思わせていることもあるようです。
【恋愛ワクワク女子】は結婚相手を選ぶ基準が胸がキュンとすることがとても重要で、【恋愛ソワソワ女子】は結婚相手を選ぶ基準が「自分の感情が乱されない安心な相手であることを基準にしているように思います。
「好き」には「恋愛の好き」と「結婚の好き」の2種類があります。結婚と恋愛は違う、という言葉は良く聞くと思いますが一つにはこの「好き」の感覚が違うのでしょう。
違いは何でしょうか。
恋愛の好き | 結婚の好き |
夜も眠れないほどワクワクした高揚感 毎日会いたいと思う気持ち 誰かにとられないかという不安 LINEがこないと心配 振り向いてもらうためにあれこれ考えている時間が楽しい 感情がアップダウンする | 高揚感はあまりなくても安心して眠れる 自分の仕事にも張り合いができる 絶対的な信頼感 ふとした時に思い出してあたたかい気持ちになれる 言葉だけではない彼の行動が優しく感じる信頼できる LINEのやり取りがない日も安心できる 大切にされているなと感じる 何かしてあげたいと素直に思う 感情がアップダウンしない |
ドラマチックで高揚して憧れますね。よくあるドラマもまさにそう。ハラハラしたりドキドキしたり、毎日がキラキラ輝いていそうなそんな感じです。 | 「結婚の好き」という気持ちは安心できるな、私大事にされてるな 一緒にいて居心地良いなという感覚で、感情に振り回されることなく毎日が安定しています。 |
=======
婚活は「結婚の好き」を見つけた人から結婚する
同じ「好き」でも2種類あり、婚活は「結婚の好き」を見つけた人から結婚していくものです。だから恋愛ワクワク女子ではなく、恋愛ソワソワ女子でも婚活して結婚するにはとても向いていると思います。
そして次は「結婚の好き」の見つけ方です。
「結婚の好き」の見つけ方
「結婚の好き」を見つけるには、結婚相談所の仕組みはとても有効ですね。結婚相談所の婚活は、結婚を考えている人と出会えます。ある一定の条件はプロフィールに書いてあるのであとは「結婚の好き」を使って「好き」になるだけなので。
「結婚の好き」を見つけて結婚したA子さん(32歳)の話
A子さんがご入会面談にいらっしゃったのが3月末。面談の中で今までのお付き合いのことも少しうかがうのですが、A子さんは「誰とも付き合ったことなくて」「好きになったこともほとんどないけれど大丈夫でしょうか・・」と少し自信なさそうにされていました。
うかがうと「友だちが好きな人や彼の話をしていて、うらやましいなと思っていたけれど、自分はあまり積極的には行動していませんでした。もちろん片思いの人はいたけれどただそれだけ。他の方に誘われて何回かデートしたことはあるけれど、この先どうしたら良いかも分からず恋の進展の仕方も分からず自然消滅でした。年々出会いもなくなるし、恋愛経験もそれほどないですし結婚するにはどうしたら良いか分からず、もう32歳なので将来が不安になってきました」というような内容でした。
私からは「好き」には「恋愛の好き」と「結婚の好き」があるので、A子さんはきっと「結婚の好き」を見つけることができる方だと思います。それを見つけていきましょうとお伝えしました。
はじめの理想の男性はどのような方かをうかがうと、う~~~ん・・とあまり明確な理想はなさそうでした。こういうA子さんのような方はとりあえず「お見合い」です。
私と一緒に探したお相手5人とお見合いしたA子さんは、お見合いやデートのたびにお電話やメール、リアルな面談でご相談がありました。以下はA子さんのお話の一部です。
- すごく素敵で高級なレストランに連れて行っていただいのだけれど私はあまり興味なくて・・・
- 自分もそれほどおしゃれじゃないから逆にユニクロとか着ていてほしい。
- 経済的に余裕のある大人な男性に「結婚したら何でも好きなようにしてもらっていいよ」と言われたら「何のために結婚するのわたし?」って気持ちになってしまって・・結婚して私も必要とされたいですよね。
- エスコートされると居心地悪いな、って感じてしまうので、対等な関係の人がいいかも。
- 泥臭く頑張って努力した人になんとなく惹かれちゃいます。
- 彼はお店選びが苦手はずなのに仕事が忙しい中一生懸命探してくれて、優しいなと思いました。
- 考え方が同じで気を遣わなくて済むし、これを居心地良いっていうのですかね。
- 他の人だと早く帰りたいなぁと思っていたのですが、彼とは時間が経つのが早くて。
- すごく努力してきた人生なのに全く驕っていなくて謙虚で尊敬します。
と、心の声というレベルの他愛もない感想を色々お話しされながら、ご自身の考えや感じたことを言語化して、ご自身の頭の中を整理されて、最後は・・・・
「結婚の好き」を見つけたA子さん
彼にはお見合いでお会いした時から他の人にはない「穏やかで話しやすい」を感じたそうです。庶民的な感覚も節約志向のところも同じで、「頭が良くて知識が豊富」な男性が自分の好きポイントと分かりはじめていたA子さん、努力して苦労してトップクラスの国立大学院を出られた彼に「尊敬」から「好き」に変わっていきました。あとはとっても優秀なのに「どことなく頼りなくて、何かしてあげたい」と感じたそうです。そして、どんなに仕事が忙しくてもLINEをくれたり、お店を選んでくれたり、私の行きたいお店の行列に並んでくれたりする優しくて安心を提供してくれる彼に「好き」を感じたそうです。
「結婚の好き」はとても穏やかで優しい感覚です
「結婚の好き」は穏やかで優しくささやかな感覚です。ジェットコースターのようなハラハラしたりは胸が締め付けられるようなきゅんとした感情ではありません。
恋愛をあまりしたことがない人は、自分の「好き」の基準も明確ではないので、出会い(お見合い)を重ねながら、その都度自分の気持ちを振り返り、整理して、「好き」「楽しい」「嫌い」「苦手」を言語化して明確にしていかれると、必ず見つかります。
なかなか好きになれない、好きになりにくい人はハラハラドキドキの「恋愛の好き」ではなく
穏やかで優しい「結婚の好き」を明確にする婚活をしましょう。
そのためには出会い(お見合い)を重ね、自分の気持ちを振り返り言語化することがとても大事です。「その中に必ず答えがあるものです」
「相談しながら婚活を進めたい人のための結婚相談所クキマリアージュ」
川崎市・武蔵小杉の結婚相談所クキマリアージュ