このボタンを押したら結婚してしまうかも・・・
34歳女性会員さん(A子さん)がいらっしゃいます。
A子さんはとても美人さんでアクティブなのですが、どうしても「お申込み」ができません。
ポチッとボタンを押すことができないのです。
このボタンを押したら結婚してしまうかも、という怖さがあるようでした。
婚活しているのに不思議ですよね、でもこういう女性はいらっしゃいます。
ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態ですのでいつも苦しそうです。
うかがうと、
- お母様が自分が子どものころから忙しそうで、自分の時間を楽しんでいないように見えた。いつも親戚に気を遣っていてかわいそうだった。
- 会社の既婚者の方たちが、いつも昼休みに「パートナーの愚痴」を言っている。
だから、結婚とは自由がなくなり、誰かに気を遣い、我慢してイライラした日常を送るものとどうしてもイメージしてしまうようです。
- 結婚すると自由がなくなる
- 結婚すると気を遣って疲れる
- 結婚すると我慢する
というイメージがボタンをポチッと押せない理由なのかもしれないです。
婚活していながら結婚したくないと思う原因
婚活女性の中で(男性も)
【結婚したいといいながら、心のどこかで結婚したくない】と思っている方、いらっしゃいます。
- 結婚したら苦労する
- 結婚したら不自由になる
- 結婚したら我慢する
- 結婚したら嫌いになる
- 結婚したら喧嘩する
- 結婚したら虐げられる
- 結婚したら気を遣う
こんな気持ち、持っていませんか?
婚活していながら結婚したくないと思っている状態です。
アクセル踏みながらブレーキかけているようで、しんどいですよね。
そう思ってしまう原因は人それぞれです。
- 母親が苦労していたのを聞かされて育ったり
- 喧嘩ばかりの両親を見て育ったり
- 元カレとも関係がそうだったり
- 周りの既婚者がそう言っていたり
脳にこびりついてしまった結婚ネガティブな感情は、結婚ポジティブを上書きしないと誰に会ってもよいご縁があってもうまくいかないと感じます。
では、どうやって上書きするか・・
幸せな結婚をしている人に聞いてみてください
幸せな結婚、誰に聞いたらいいの?
独身の男女が振り回されてしまう情報としては、
夫婦のケンカやパートナーへの文句、反対にものすごい幸せアピールのどちらかのようです。
でも、多くの夫婦は普通に幸せな結婚生活を普通にしています。
ところが既婚者の方は照れがあるのか、他人に夫婦の話を聞かれるとなぜか「相手への不満や文句」をつい並べ立ててしまいますが、
あなたが真面目に「幸せな結婚生活の研究をしています」と伝えたら、
必ず真面目に親切に答えてくれるでしょう。
穏やかであたたかな家庭を築いている人たちは、ことさら「幸せアピール」はしません。
幸せアピールしていないけれど、いつも笑顔で誰にでも親切で優しい人は
普通に幸せな結婚生活を営んでいる人が多いようです。
あなたが真面目に「幸せな結婚生活の研究をしています」と伝えたら、
必ず真面目に親切に答えてくれるでしょう。
ご兄姉や会社の先輩、上司、など身近にいるはずです。
この際遊びに行かせてもらって、当たり前の夫婦の会話、夫婦のやり取りの生活を目にしてくるのもいいですね。
- 結婚したら苦労する
- 結婚したら不自由になる
- 結婚したら我慢する
- 結婚した嫌いになる
- 結婚したら喧嘩する
- 結婚したら虐げられる
- 結婚したら気を遣う
と少しでも感じていたら、幸せな結婚の研究をして上書きしてみてください。
幸せな結婚の研究
A子さんに「幸せな結婚の研究」の話をしたところ早速行動をおこされました。
すぐさまノートを作っていろいろな人に聞いて回ったそうです、アクティブですね。
お姉さま夫婦の家に遊びに行って、お姉さまに「結婚してよかったこと」をうかがいながらあらためて生活を見てきたそうです。
お姉さまはパートでお仕事をされていて、ご主人と小学生二人の4人家族です。
お姉さまも彼女の婚活を応援していたので、真面目に親切に話をしてくれたそうで、
「子どもと夫が、おはよう と寝ぼけまなこでリビングに入ってくる朝が自分の幸せな日常」
「夫が自分の実家をいつも気にしてくれるところに優しさと幸せを感じている」
「夫は部屋が散らかっていてもご飯が手抜きでも全く気にしない」とか
そのあと、会社の先輩にも聞いたそうです。
いつもパートナーの文句を言っている人たちには聞くのをやめて、
目立たないけれど誰にでも分け隔てなく接する黙々と仕事をされている女性と、
なんだかいつもニコニコしていて冗談ばっかり言っている上司のおじさん
そのお二人も同じようなことを話されていたそうです。
A子さんの中の
結婚へのネガティブな感情がやんわり薄れたように感じました。
「結婚すると不自由になるし我慢もするし気を遣うのはもちろんなのですが、それ以上に大きな温かい安心感のようなものに包まれているような、そんなイメージでした」
とおっしゃっていました。
ポジティブな婚活へ
独身生活というものは
我慢もしなければ気も遣わない自由気ままですが、
でもそれでは足りない、満たされないから結婚したいと思っているはずです。もっと大きな「安心」に包まれるそれが幸せな結婚生活というものだと私は思っています。
それが経済的な安心であったり、精神的な安心であったり、家族という形の安心であったりその割合は人それぞれです。
結婚へのネガティブな感情がやんわり薄れた彼女は、
お見合いにも積極的になり、お見合いの出会いを楽しめるようになりました。
よいご縁があるように感じます。
川崎市・武蔵小杉の結婚相談所クキマリアージュ