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ゼロから始める恋愛はもうしたくない

昨年の秋、ハッとするほどの美人さんで、スタイルも抜群、髪もつややか、笑顔も満載。
ご自身のことをしっかり話せる29歳女性(仮名ナツキさん)がご入会になりました。

婚活市場に出れば、男性が放っておかないタイプの女性です。

ご入会前に当相談所が主催するパーテイーに参加されたのですが、予想通り男性から大人気の女性でした。
パーティー会場出口では出待ちの男性がいたほどで。


容姿ももちろん美しいのですが、さりげない気遣いや会話のコミュニケーションの高さ、仕草の美しさなど、男女問わず「素敵な女性だな」と感じるタイプです。

婚活市場に出れば「男性からいくらでも声がかかる」であろうナツキさんが、なぜ結婚相談所へのご入会を決めたのか・・

〈ゼロから始める恋愛はもうしたくない〉

ナツキさんのご入会理由はこうでした。


「恋愛するには、出会ってLINEの交換をしてお互いの気持ちを確認するまで、駆け引きしたり気持ちを探り合ったりするのに時間がかかりますよね。
結婚する意思があるのかないのかも分からないのもすごく不安だし
何より時間の無駄だと思うのです。

次にお付き合いする方とは結婚したいと思っているので、
そういう恋愛の過程を楽しむのはもういいかなって思っています。
身元がしっかり分かり仕事のことや子どもがほしいとかが事前に分かる結婚相談所はとても良いと思っています

ととってもしっかりしたお考えでした。

20代という若さでこの結婚観!

とはいえ、お相手の条件だけの結婚は絶対に上手くいかないので、そのあたりもしっかり確認させていただいたところ 彼と別れた理由をお話しくださいました。

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どうしても踏み切れない「あれ」

<尊敬できる人がいい>

以前お付き合いしていた彼とは大学時代からの7年間のお付き合いでした。
優秀で大手企業にお勤めで背の高いイケメンさん、条件は本当に申し分ない彼だったそうです。

彼とは結婚の話ももちろん出ていたのですが、どうしても踏み切れない「あれ」があったそうです。

その「あれ」とは何か・・・・
彼は「人の対して優しくない」人だったそうです。

ナツキさんに対してはいつも優しいのですが、友だちや仕事の同僚、お店の店員さんに対する態度が横柄なところもあり、
いつもそんな彼がイヤ、尊敬できなかったそうです。


「彼の態度もイヤでしたが、彼のことをバカにしてイライラしまっている自分が本当に嫌だったのです。
そんな彼なので自分の家族に会わせるのも心配だったのもあります」とおっしゃっていました。

女性は結婚相手の男性には「尊敬」する気持ちは必ず持ってほしいと思っています。
女性の場合、その「尊敬」が、

・仕事内容
・仕事
・資格
・年収
・スポーツ万能
・折れない心
・理系男性のような賢い頭脳
・学歴
・誰にでも平等に接する

のような感じです。

全部尊敬できなくても一個だけ最高に尊敬できれば大丈夫です。

私の周りの離婚している夫婦のほとんどは「旦那様への尊敬がなくなった」ときに離婚していますので、尊敬は夫婦円満の命綱。


どんなに<かかあ天下>で<恐妻家>で<尻に敷かれている>夫も、夫婦円満な家庭は妻はしっかり夫を尊敬しています。

身近な仲の良い夫婦にぜひ「旦那さまのどこを尊敬していますか?」と聞いてみてください。
照れがあるのでなかなか言わないでしょうが、必ず妻は夫を尊敬しています。

そして、第二効果として、夫は妻に尊敬されるとさらに俄然頑張るのです。
それが相乗効果で夫婦円満はさらに続くという仕組みですね。

ナツキさんは、7年もお付き合いしていましたが彼のその部分で

  • 「尊敬できない」
  • 「見下してしまう自分」
  • 「バカにしてしまう自分」

が嫌で<別れた>とおっしゃっていました。

<ナツキさんの婚活は明快>

プロフィールを公開すると、あっという間に200件、300件のお申し込みをいただき、
その中からお会いする方を一緒に探しました。


どんな結婚をしたいかをしっかりイメージして、ご自身でもしっかりお申し込みもされ、全部で8人。

お会いするすべてのお見合いの振り返りも、忙しい中のデートもしっかりされ、回を重ねるごとにご自身の結婚観も明確に話せるようになっていきました。

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8人目にお会いした男性と3ヶ月でご成婚

昨年の12月の夜、
横浜ベイシェラトンホテルラウンジでのお見合いでした。


平日夜だったこともありコロナ禍で人は少なく、シーーーンとしたラウンジ。
ラウンジの入り口に、仕事帰りでビジネスリュックを背負い凜とたたずむ男性が運命の彼でした。


優秀な大学院卒業、誰もが知る大手企業にお勤めの32歳の男性です。

私もお引き合わせに伺ったのですが、「この彼と結婚しそう!」と直感で分かりました。
お引きあわせが終わり、お二人を振り返ると、ソファに座ってお話しする二人の笑顔がとても自然な感じがしたのを覚えています。

当然交際が成立し、毎週のようにデートを重ねたふたり。


4回目のデートで真剣交際に、11回目のデートで夢のようなプロポーズをされてご成婚となりました。

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先日ナツキさんから、赤ちゃんを授かったということで、久しぶりにご連絡をいただきました。


「ご結婚して半年経ちますが、毎日毎日どんどん彼を好きになっていきます。
仕事熱心で、私はもちろん家族や周りの人を大事にする姿勢、誰に対しても公平な態度で接する姿は、どこを切り取っても尊敬できる人です」
ということでした。

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もしかしたら、ご入会された当時のナツキさんは、結婚相談所では「恋愛的な気持ち」にはなれない、ならなくてもいいと思っていたのかもしれません。


20代で美人さん、ひっきりなしに素敵な男性からのお申し込みとアプローチがある女性でしたが、どこか冷めているように感じたので、私からは「好きな人」と結婚することがなにより大事よ、と何度もお伝えしていました。

「久喜さんにいつも言われていた、尊敬と好きを大事に婚活したら理想の結婚が本当に叶いました!」と言っていただき嬉しい気持ちです。

「尊敬と好き」があれば、未来永劫ずっと幸せな結婚が続きますのでね。

ただ結婚すればいいだけじゃない、ずっと幸せになる結婚をしていただくことが私の願いです。

それから・・・・


やっぱり20代の婚活は早い!

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