婚活をする理由
好きだった人が忘れられないまま婚活されている女性は意外と多くいらっしゃいます。
- 彼との結婚はできないから
- 彼と別れたから
- 彼が別の人と結婚したから
という理由で、「私は結婚する!」と駆け込み寺のようにご入会になる女性はいらっしゃいます。
3年ほど前、駆け込み寺のようにご入会になった35歳の女性がいらっしゃいました。
- 子どもも欲しい
- 田舎の親にも孫を見せてあげたい
- 私が結婚することで安心してもらいたい
ということでした。
結婚願望のない彼
彼とはもう7年ぐらいのお付き合いでした。
全く結婚願望のない男性で、あれこれ理由をつけては
- 親の挨拶はできない
- 一緒にも住めない
- もうすぐ転職するから結婚は今はできない
- 自分の親の具合が悪いから結婚はできない
・・・って「はあ?」ですよね、はたから見たら。
でも彼女はそんな彼が忘れられなかったようです。
彼女はお見合い中に、彼と同じ趣味(ゴルフ)の話がでると比べてしまい涙がぽろぽろ出てしまったそうです。
そして数か月後、彼のもとに戻っていかれました。
時々ご連絡いただくのですが、今もまだ結婚はしていない、宙ぶらりんのお付き合いだそうです。
私はこういう人生なんですよ、と元気に笑って話す彼女は幸せなのか・・
それは彼女が決めることですが、彼女の言葉に私は小さな「欠け」を感じました。
その恋は幸せでしたか?
好きな人って別れてもずっとこびりついています。
仕草、声、歩き方、笑顔、全部が素敵で、この世にこの人以上の男性はもういないと思っています。
だから誰に会っても、彼と比べてしまって悲しくなる・・・
コレじゃだめだと、頭から引きはがしてエイっと遠くに投げつけても、またビューンと戻ってきてしまう・・・
もう、新しい人なんかいないのではないか、このまま思い出の中で生きていかれたら楽なのではないかとさえ思ってしまいます。
残念ながら、この苦しみの特効薬はないみたいです。
- 新しい出会いを探して、いろんな男性と会って、それで徐々に徐々に薄れていく。
- 自分を俯瞰してみて、「私ってなにやってるんだか」と考えてみる。
- 友だちに自分の歯がゆく苦しい気持ちを吐き出して励ましてもらう。
そういったことを繰り返していくしかないのではないのかと思います。
でもズバリ、その恋は幸せではなかったはずです。
- いつも彼に振り回されて
- いつも感情をかき乱されて
- 四六時中彼のことを考えて
- 会えないと寂しくて不安で・・・
好きだった気持ちは本物で麻薬のようにこびりついているけれど、それは幸せではないのですよね。
幸せになる決意
結婚というものは、麻薬のような劇薬ではなく、
- ずっと春の日差しのような暖かなもので
- 彼に振り回されないし
- いつも感情は穏やかで
- あんまり彼のことを考えなくても会えない時も愛されている自信がある
そういう状態なのです。
「私は彼を好きだったけれど幸せではなかったんだ!」
と本気で正面からその事実を自分にたたきつけ、
「幸せになる!」と前に進んでほしいな、と思います。
好きな人が忘れられない女性のみなさん、辛いですが頑張ってくださいね。
必ず本当の幸せに出会えます。
武蔵小杉・川崎市の結婚相談所クキマリアージュ