交際初期は「行動」でアピールできないので、「会話」は必須事項
とかく男性は会話に苦手意識のある方は多いです。
女性特有のとりとめもない会話、どこが終着点だか分からない会話はモヤモヤして苦痛ではないでしょうか。
反対に女性は、とりとめもない会話、解決のない会話をし続け、それがコミュニケーションになり、そしていつのまにか不思議と解決への道につながったりします。
お母さまがとてもおしゃべりだった男性はそのイメージはつきやすいかもしれません。
また、お姉さんか妹さんがいる男性は、家族の中で女性陣が賑やかでとりとめもない会話聞いていたので違和感はないかもしれません。
まあ、だからと言って、母親と姉妹の賑やかでとりとめのない会話に乗れている男性は少ないとは思いますが。
結婚すれば、生活をして家庭を運営するという共通の目的があるので、会話は二の次でも行動があれば補えます。
夫が切れた電球を黙って変えてくれたら妻は「ありがとう♡」って思います。
パパが遠出の旅行に黙ってずっと車を運転してくれたら「パパかっこいい♡」って思ってくれるでしょう。
生活の中でいくらでも行動で優しさやたくましさをアピールできるので、それほど会話をしなくても大丈夫なんです。
でもそれは結婚生活が始まったらのハナシ。
交際初期は「行動」でアピールできないので、やはり「会話」は必須事項なんですよね。
それが会話が苦手な男性にとって難題です・・・・
===================================
今回は女性から「面接みたいでつまらなかった」と言われてしまった男性の「会話が続かない」原因と解決のブログです。
わたしは仕事柄「お見合いっぽいカップル」を見つけてしまうとついつい耳をそばだててしまいますし、「初デートっぽいカップル」を見つけてしまうとついつい気になって見てしまいます。
失礼とは思いつつ観察させていただくと男性の「聞き方」「質問」の仕方が残念だなぁ、惜しいなぁ、と思うことがよくあります。
そこ!その返しじゃないのよ~、うわ~今のひと言で女性が引いた、という場面をよく見ます。
でも男性は気づかずに話し続け、でも盛り上がってないのは分かるのでだんだんと男性の声は小さくなり、女性は反応が薄くなり・・・・
ふたりともかわいそうに( ;∀;)・・・・・地獄のお見合い1時間・・・・
会話は話す力より聞く力
会話を続かせたければ「聞く力」をつけることが一番です。
婚活されている男性は色々な婚活YouTubeなどで学んでいらっしゃるのでこの辺のことはよくご存じですね。
例えば7:3で相手の話を7,自分の話は3とか。
「聞く力」とはどういったことでしょう。
冒頭の<面接みたいでした>とお断りされてしまったことがあるとしたら、それはこの「聞く」を間違えているのかもしれません。
「聞く力」とはただ単に、相手の言葉を理解することではありません。
「聞く」を「分からないことを質問をする」と勘違いしているかもしれないですね。
「私は本屋さんに行くのが好きなんです」と言われたら「どこの本屋に行くのですか?どこのコーナーに行くのですか?何を買うのですか?」と次々と聞いていませんか?
「私は野球観戦が好きなんです」と言われたら「どこのチームが好きなんですか?誰のファンですか?いつからファンなのですか?」と次々と聞いていませんか?
別に悪いわけではないのですが、これが続くとともすると<面接みたいでした>となってしまいます💧
初対面ですし、お見合いなのである程度の「質問」は必要ですが、ある程度「質問」したら次は「聞く」です。
「聞く力」とは「気持ちを聞く力」だと思っていただけるといいかもしれません。
「私は本屋さんに行くのが好きなんです」と話している女性は、本屋が大好き!ということを話したくてウズウズしています。
「僕も本屋は好きです、わくわくしますよね」と誘えば「そうなんです、いろんな世界が広がっていてまるで旅行に来たみたいでわくわくが止まりません」と、きっとたくさん話してくれるでしょう。
「私は野球観戦が好きなんです」と話している女性も、野球観戦のワクワクを話したくてウズウズしています。
「野球はいいですよね!元気になりますよね」と誘えば「そうなんです、みんなで声を出すのが一体感があって楽しくて!」ときっとたくさん話してくれるでしょう。
お見合いや交際初期にはきっと楽しくポジティブな話題を選んで話すと思いますので、そのワクワクを聞かせてほしい、その楽しいを聞かせてほしい、というスタンスで会話を続けるのがいいと思います。
「聞く力」とは「気持ちを聞く力」です。
女性は感情が豊かで、感情が優先な人が多いです。
そこにフォーカスすると会話はきっと楽しく広がります。
会話が一気に広がる「質問」のコツ
対策としては、お見合い前にプロフィール文を読んである程度の質問を考えていくといいと思います。
- 犬を飼っている女性は、犬のかわいさを話したいはず
- スイーツ好きの女性は、スイーツを食べた時の幸せを伝えたいはず
- マンガ好きの女性は、読んだ時の高揚感を話したいはず
ある程度予測して用意しておくのもいいですね。
はじめは難しいですが、そのうち慣れてきます。
間違っても「犬種は何ですか?何歳ですか?オスですか?メスですか?どこで買ったのですか?散歩は何分するのですか?」と矢継ぎ早に質問しないでくださいね。
彼女はそんな話をしたいわけじゃないので。
気の利いた話題を探したり、うまく話そうとするよりも、まずするべきは目の前の女性の「気持ち」に注目してみるといいでしょう。
会話も弾みますし、楽しいと思ってくれますし、好意も持ってもらえます。
「気持ちを聞く」ができるようになると、結婚しても夫婦円満ですよ。
でも難しそう、と思いますか?クキマリアージュではお見合い会話練習もしています。
会話は場数です。
漢字を覚えるときみたいに書いて書いて練習練習練習、がんばってくださいね。
あ、笑顔も忘れずに!会話と笑顔はセットです!
川崎市・武蔵小杉の結婚相談所クキマリアージュ