前回の「結婚前に確認しておきたいお金の話」の続き(エピソード編)です。

クキマリアージュでは真剣交際中にお金の価値観の話をすることを勧めています。今日はお金の話にまつわるエピソードの一部をお伝えしたいと思います。

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<好きだけど交際終了を選択した30歳女性の話>

30歳女性のさゆみさん、婚活半年目で出会った背の高い年収800万円の35歳男性。お見合いで話も盛り上がり、その場でデートの約束もして「これはもう運命の人かも♡」と思ったお相手でした。

デートコースもステキなレストランで、会話もおしゃれでジョークもセンス良く毎回うっとりするようなデートでした。聞けば、彼は横浜のみなとみらいにマンションを持っていて、そこも内心いいなという気持ちもあったようです。女性ならば誰もが憧れるみなとみらいの素敵なマンションですからね。

ところが、その彼とのデートですが、デート代がいつもワリカン。別に全額出して欲しいと思っているわけではないけれど、なんだか大切にされていないのかも・・と感じてしまっているようでした。それでも、一緒にいて楽しいしドキドキワクワクするのでこのまま交際を続けたいと、二人は真剣交際に進まれました。

真剣交際中にお金の話はするようにとお伝えしていますので、お二人にファイナンシャルプランナーさんをご紹介してお話ししていただきました。

すると彼が全く貯金を持っていないこと、みなとみらいのマンションは生活費に食い込むほど多額のローンが組まれていること、そしてさゆみさんを決定的に不安にさせたのは彼のお金への価値観でした。

お金はあればあるだけ使ってしまう、みなとみらいの高級ワンルームマンションはなんとなく買った、未来への計画性が感じられない、男女は平等だから結婚後も金銭面では対等でいたいという彼。

実はさゆみさんは贅沢はしないでコツコツ生活していきたいタイプでした。専業主婦になりたいとは思ってませんでしたが、家庭を第一優先に仕事をこなしていきたい、家事全般子育て全般は自分が引き受け家庭を作っていきたいという希望がありました。

彼との価値観の違いはそのあたりも違ったようで、彼のことは大好きなのだけれど会うたびにもやもやした気持ちが拭い去れず、さゆみさんは交際終了という選択をされました。

「好きだけでは結婚できない、というのはこういうことなのですね」と涙を流されていましたが「お金の話をすることで自分の大切な価値観にも気づけました。早く知れてよかったです」と、つらい気持ちを前向きに捉えられていました。

もちろん、その後お見合いした福利厚生の充実した有名企業の男性とご結婚されました。今では家計を任せられ、しっかり貯める賢い妻となっています。

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<プロポーズが給与明細だった34歳女性の話>

34歳女性と35歳男性のプロポーズエピソードです。

交際も順調に進んだお二人でした。そろそろ真剣交際に進む頃合いかしら、というデートで、彼がおもむろにバッグからエクセルで作ったA4のグラフを見せてくれたそうです。自分のお給料とボーナスが書いてあり、貯金額と奨学金の返済なども記入されている家計シュミレーショングラフだったそうです。

「僕と結婚してほしいと思っています。僕と結婚するとこういう生活になります」と全部丸裸で開示してくださったそうです。びっくりした彼女でしたが、あまりの誠実ぶりに圧倒され、その場で迷わず「よろしくお願いします!」と真剣交際の前にプロポーズをお受けしたそうです。

女性も男性の覚悟を見ると迷いなんか吹き飛んでしまうのでしょうね。ロマンチックさには欠けるけれどとても素敵なプロポーズだな、と思いました。

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<40代男性、貯金額が300万円で交際終了になった理由>

公務員さん同士の交際のエピソードです。

交際も順調に進んだある日、貯金額の話になりました。彼女もしっかりお仕事をされていて年収も男性並みにある女性でしたし、結婚後も仕事は続けたいと考えていらしたのでのそれほど男性の年収にはこだわりはありませんでした。話の流れで貯金の話になったのでお互いにだいたいの貯金額を話しました。

すると彼が「300万円はあるよ」という返事だったそうです。彼の年収は700万ほどある男性で、彼女からしてみたら40歳も過ぎた親御さんと同居されている男性が300万というのは少なくないかと。でも何か事情があるのかもしれないと一歩踏み込んでうかがってみると、パチンコでずいぶん消費されているそうでした。

彼女の報告はこうでした。

「300万円という金額は少し少ないな、と感じましたがとくだん気にすることではないと自分に言い聞かせました。でも300万円の貯金額を彼が少ないと全く感じていなくて、しかもパチンコに消費していることに悪びれていなくて・・デートや会話は気が合って楽しかったですが、お金の価値観が決定的に違うように思いました」と先方さんに交際終了をお伝えしました。

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<お家デートでみた堅実な生活の彼女にますます惚れてしまった男性の話>

当会員男性39歳が、真剣交際中彼女の家へ行き手作りの食事をごちそうになったそうです。

うかがうと家財道具や電化製品をとても丁寧に使っていて、贅沢ではないけれど丁寧な暮らしをされていることが一目瞭然だったそう。そしてお料理の腕前もバツグン。

デパートの菓子売り場店舗で働くその女性は、高校卒業後地方から出てこられずっとお一人暮らしをされていたそうです。決してお金に恵まれている仕事ではないけれど、一朝一夕では作れない生活空間がそこに合ったそうです。当会員はそこでまたふた目ぼれした、と言っていました。

残念ながら当会員とはご縁はありませんでしたが、その女性はすぐにご成婚されました。聞けばお相手は年収1000万以上の国家公務員さんだったそうです。

男性は、結婚相手には堅実さのある女性を選ぶ傾向にあります。生活は現実ですので優秀な男性ほどそのあたりはシビアかもしれないですね。

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結婚相談所の交際のお金にまつわるリアルなエピソードのいくつかをピックアップさせていただきました。ご成婚まで至ることもあれば、残念ながら交際終了になることもあります。交際終了になってしまうことは私もとても残念ですが、ずっと幸せなご結婚をしていただきたいので避けて通れないお金のことはその方に合わせた形で話すタイミングをアドバイスさせていただいています。でも結局みなさん最後はお幸せをつかんでいらっしゃるので、例え今回は終わりとなっても必ず最後は良い結果になっています。

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「お金の話をすると幸せになれる」

真剣交際中にお金のことを話せているカップルは幸せになれると言われています。これは私が尊敬するある仲人の先輩からの言葉です。

私も本当にそう思いますし、実際に当結婚相談所のご成婚者のみんなさんもそうです。話しにくいことだからこそ、誠実に話すことで信頼が生まれるものですね。

ポイントは話し方。お金のことだからと生真面目になりすぎず、ポップにお話ししましょう。お金は水ものです。二人の長い人生の中でどう変わっていくか分からないものですので、絶対にこうあるべき!!と決めつけず、お互いのお金に対する価値観の共有ぐらいの気持ちで十分ですよ。

そして実は、お金の話をすることで、何でも話し合える関係性作りが出来るという効果もあるようです

川崎・武蔵小杉結婚相談所クキマリ―ジュ